このあいだ新聞のコラム欄にこんな短歌が載っていました。
朝に見て 昼には呼びて 夜は触れ
確かめおらねば 子は消ゆるもの
河野裕子さんというかたの詠まれた短歌ですが、
親が子を心配する気持ちが見事に表現されていて、圧倒されました。
ここ数年の子供を取り巻く環境は格段に悪くなっているように思います。
とくにこの数日間でも悲しい事件が連続して起こっていて、
一人の親として人事では無く、とても不安な気持ちになります。
一度手を離せば、あとは神様を信じてお任せするしかないけれど、
「無事にどうか帰って来ますように」と、
子供たちの背中を見送りながら毎日のように祈っています。